毎日オナニーするとハゲる？オナニーに関するメリットデメリット

公開日:2021/06/03 / 最終更新日:2022/06/15

「オナニーなしの生活なんて考えられない！」

こうして自分の好きなときに最高の快感が得られるため、毎日オナニーをしてしまう男性は多いのではないでしょうか。

オナニーしている間は幸せそのものですが、オナニーをやり過ぎるとハゲたりニキビができやすいなどの悪い噂を耳にすることもしばしばあります。しかし結論からすると、毎日オナニーすることは決して悪くないと考えています。

そこでこのページでは、毎日オナニーすることのメリットやデメリットを徹底的に検証して解説していきます。

 

悪い噂の根源は「テストステロン」との関係にあり

オナニーによってジヒドロテストステロンが分泌されると、ハゲになったり体毛がぼさぼさになったり油ギトギトになったりする。

— 成幸者になる極意 (@enjoyon_eself) March 26, 2021

オナニーをやり過ぎることでさまざまな憶測をよく耳にすることがあります。

・ハゲる
・ニキビが増える
・太りやすい

このような症状がオナニーによって引き起こされるかというと、必ずしもそうではありません。では、なぜ噂が流れるかというと射精時に一時的に増える男性ホルモン「テストステロン」が関係しています。

テストステロンとは？について下記で紹介します。

精巣でつくられ、最も分泌量が多く強い作用をもちます。男性ホルモンの影響といわれるものは、ほぼテストステロンの影響といっても過言ではありません。ご存知の通り、骨格や筋肉などを強化してたくましい肉体を形成し生殖機能を向上させることで有名です。他にはストレス処理を促し精神の安定を保つことや「幸福感」 をもたらすドーパミンの産生。集中力、記憶力の向上。また身体面でも血管を若く保つ働きをもち生活習慣病のリスクを下げたりとを心身の健康に関わる重要なもの

テストステロンとは？～男性ホルモンの基礎知識～

テストステロンは人間が健康に生活するうえで必要な物質ですが、テストステロン＝男性ホルモン のように考えられることも多く、特に男性の機能と深い関わりがあります。

 

私たちはホルモン量の変化で、性欲、恋慕、愛着という3つの恋愛を経験します。

性欲が強まっているとき、テストステロンが高まっている。
恋に落ちているとき、ドーパミンが高まっている。
愛が深まっているとき、オキシトシンが高まっている。

といった感じです。愛にも種類があるのです。

— 心理学を解説する ちょっぺ〜先生 (@kruchoro) March 30, 2021

テストステロンは性欲が高まって勃起し、射精するまでに大きく値が上昇します。それにより性欲の向上や筋肉の生成に大きく役立ち、ドーパミンを発生させることで人体への好循環を作るなど、健康の元にもなるのです。

しかし、このテストステロンの値を上げては元に戻すことを1日のうちに何度も繰り返すと、体内に存在するテストステロンが減少していく現象も起こります。要は、何発も連続射精するようなオナニーの仕方だと、体の負担になる可能性があるということです。

 

毎日オナニーするとハゲる？

オナニーと薄毛の関連あるか調べてくれ

まじでやめらんねー！

— tom (@tom68545601) August 9, 2020

俺オナニーのしすぎて薄毛になってきてるかもしれない

— ぴろ (@kobapiro0919) February 13, 2021

オナニーするとハゲるという噂はもっともよく聞く話ですが、「オナニーをすると男性ホルモンが増える⇒ハゲる」という短絡的な状況で考えられがちです。

AGA（男性型脱毛症）の原因は男性ホルモンが関係しているのは確かですが、テストステロンが薄毛を促進しているわけではありません。

一般的にはテストステロンに、5αリダクターゼという酵素が働きかけると、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンに変化するといわれています。このジヒドロテストステロンが毛の細胞を阻害する主な原因です。

この点だけ抜き出すと、オナニーのやり過ぎはハゲると解釈されがちなのです。

しかし実際は、乱れた食生活や生活習慣によって5αリダクターゼが発生し、テストステロンと結びついたときに、ジヒドロテストステロンが活性化する仕組みとなっています。

なので毎日オナニーしてるからハゲるは間違った考えです。セックスを仕事にしているAV男優でさえも全員薄毛ではないですし、むしろ遺伝的なことの方が確率的に高く関係しているといえます。

 

脂っぽくなってニキビが増える？

昨日午前中に4回オナニーしたらニキビできた

— りょう (@ryo_ofpako) April 6, 2021

「オナニーのやりすぎでニキビが増えた」という噂も割とよく聞く話です。そもそもなぜニキビが増えるのかというと、オナニーをすることで男性ホルモンが活発化し、皮脂量が増加することでニキビができやすいとされています。

皮脂が多いとニキビや吹き出物ができやすいのは確かです。しかし、ニキビができる原因は皮脂ではなく、アクネ菌が大きく関わっているのです。アクネ菌は毛穴の中などで活発に働く細菌で、皮脂汚れや毛穴の詰まりによってニキビができやすい環境となってしまいます。

つまり、毛穴汚れに気を付けて洗顔やスキンケアを欠かさなければ、ニキビが増えることはありません。毎日オナニーすることは悪いことではなく、日々のスキンケアを丁寧に行うことでキレイな肌環境をつくることができます。

 

オナニーで太りやすいと言われるのはナゼ？

毎日オナニーばっかしてんのになんで痩せないん？太る一方なんやけど。

オナニーばっかすると太ると聞いたので、今日から禁欲します(╹◡╹)

— ふじ (@YamiYamizm) September 21, 2020

「オナニーのやり過ぎで太る」なんて聞くと、「オナニーして射精した後はあんなに疲れてるのになぜ？」と思う方もいるでしょう。オナニーだけでもカロリーは消費しますが、運動と呼ぶほどではないですね。

ただ、オナニーで太るかどうかは個人差があります。逆に体が細くなる方もいますし、しいて言うならば生活環境によって体型を維持することができるでしょう。

オナニーで太る原因とされているのが、男性ホルモンであるテストステロンや、筋肉の元となるたんぱく質や亜鉛が消費されることにあります。

テストステロンは主に筋トレなどの有酸素運動で増やすことができ、逆にゴロゴロ寝ているだけではテストステロンが減少して筋肉量も小さくなっていきます。その結果、基礎代謝が低下して太る可能性があるというメカニズムです。

この仕組みを理解すれば一目瞭然で、オナニーで太らせないためには筋トレ運動をしてバランスの良い食事をとることで予防できるのです。オナニーに時間を費やすのも良いですが、その分だけ規則正しい生活を心がけましょう。

 

毎日オナニーした場合のメリット

「気付けばアソコをいじっていた・・」とオナニーを我慢できない方。そんな罪悪感にさいなまれなくても、毎日オナニーすることに良いこともたくさんあります。今回は5つのメリットを紹介していきます。

健康で若々しくなる

俺は健康のためにオナニーしてる https://t.co/fklnndBKmu

— 陰茎マジシャン忍者 (@godninjateacher) March 30, 2021

ペニスの勃起力がアップしただけでも力がみなぎりますが、オナニーをすることで男性ホルモンであるテストステロンを増やすことができます。

テストステロンは筋力アップや老化現象を抑止する効果もあり、多ければ多いほど若々しくなり活力が溢れてくるでしょう。つまり、オナニーを毎日することは、自身の健康を保つことに大いに役立っているのです。

 

早漏を改善できる

早漏だとオナニーが楽しくないです

— わっしょいくそざこ (@Jo_Jack_MoriMan) March 31, 2021

オナニーは性欲を解消するだけでなく、セックスのトレーニングにも関わっています。そのため、正しいオナニー方法を行っていくことで、本番でも失敗しないということです。

特に改善が期待できるのが早漏です。早漏は亀頭への刺激が慣れていないことが原因ともいわれており、通常のオナニーでも亀頭を中心に責めていくと刺激の耐性がついてきます。

亀頭オナニーする際も、どの部分を責めたらイキやすいか、どのタイミングで射精するかなど、自分で試しながら把握することで射精の時間が伸びていくでしょう。

 

常に新鮮な精子や精液を作り置きできる

【ひとりごと】
精液って精巣の容量に限りがあって、成人男性であれば2日～3日で満タンになっちゃうんです。
ためればためるほどいっぱいでるってわけで。
適度な発射をした方が元気になるし、古い精子も新しくなるしで、やはり３～４日に1回は…（私も…がんばれ…）

— SMENS(サプリメンズ)＠新作はシトルリンと亜鉛に特化 (@SMENS_japan) April 1, 2021

男性の精巣の中の精子や精液は生ものです。毎日オナニーするとはいえ、完全に精液を出し切るほどの射精は難しいため、残された古い精液は溜まっていきます。

一度生成された精子や精液は時間がたつごとに劣化していき、オナニーせずに大事にとっておいても良いことはありません。また、全く射精しない日が続くと生成機能が低下する可能性もあるでしょう。

毎日オナニーをして体内のサイクルもスムーズに行えれば好循環となり、むしろパンパンになった金玉のほうが「今日もオナニーしてくれ！」と頼み込むかもしれませんね。

 

ストレス発散できる

にゃるおさん「昼休みに会社のトイレでオナニーをする」ってツイートしてなかったっけ。あれはいいですよ。勤労のストレスがワッと飛ぶ

— alabasterkeg (@alabasterkeg) April 1, 2021

オナニーをすることでドーパミンが分泌されます。快感や幸福感を得られたときに増幅される物質で、特に射精後のドーパミン分泌量はとても多いです。

一時的な快楽かもしれませんが、日頃のストレスや疲労感から解放される瞬間は幸せそのもので、毎日オナニーをすることは自律神経の安定や癒しの効果も期待できるといえます。

 

勃起力の低下を防ぐ

【勃起力とオシッコの関係】尿の勢いと精力は比例関係。尿切れの悪さ、尿漏れなどの症状が現われたら精力低下を疑う。性機能を維持するには定期的なセックスが大事。３５歳なら１～２週間に一回は射精。オナニーでも可

— フランス書院文庫編集部 (@franceshoin1985) June 11, 2014

筋トレしないと筋力が落ちるように、射精しないと勃起力も落ちるよ。
毎日オナニーして鍛えな(´・ω・｀)

— 彡⌒ミ DT (@m_twister) July 4, 2013

勃起をするとペニスを支えるための周辺の筋肉を使うことができ、勃起力の低下を防止する効果にも繋がります。

特に骨盤底筋という筋肉は、勃起やトレーニングをしていないと衰えがちであり、ED（勃起不全）の予防にもオナニーは役立ちます。

勃起力の向上や回復を図るためには、オナニー以外にもチントレも行うと効果は絶大ですので、日頃から取り入れてみましょう。

⇒EDが勃起力を回復するためのチンコの効果的なトレーニング方法

 

毎日オナニーした場合のデメリット

毎日オナニーをすることで良いこともあればデメリットになる部分もあります。無意識に行うだけではマイナスに働くこともあるので、改善できるところは注意しながらオナニーを続けられる環境作りをしましょう。

亜鉛不足になりがち

亜鉛はオナニーをやり過ぎると不足がちになります。体内で生成される成分ではないため、食事やサプリメントで補給することで亜鉛不足を防ぐことができます。

亜鉛が不足したときに出る主な症状は下記の通りです。

・味覚障害
・免疫力の低下
・爪や皮膚の異常
・成長障害
・EDの発症

このように亜鉛は健康な生活を送るうえで欠かせません。過剰に摂取しすぎる必要もありませんが、亜鉛をまったくとらないような食事を続けたうえで毎日オナニーをすると危険も高まります。

そのため、バランスの良い食事はもちろんのこと、牡蠣やレバーやアーモンドなどの亜鉛を多く含む食べ物。または適度な量のサプリメントで補うことも良いでしょう。

⇒性欲向上・高い勃起力を生みだすために効率的な食材や栄養素

 

間違った方法のオナニーをすると膣内射精障害になる可能性も

オナニー時、チンポをしごく時の握力は

「ゆで卵が潰れないくらいの強さ」が推奨。(女性が手コキする際も)

それ以上、強くしてしまうと膣内射精障害になる可能性！

— AV男爵しみけん (@avshimiken) June 10, 2020

膣内射精障害とはセックス時にきちんと膣内で射精ができなくなる症状です。毎日オナニーをすることは結構ですが、間違ったやり方を続けていると膣内射精障害になる可能性もあります。

膣内射精障害になる原因は主に2つあります。

・心理的要因
・セックスとはかけ離れたオナニー習慣

心理的要因は特にプレッシャーによるものです。女性を満足させなくてはならない、射精でフィニッシュさせなくてはならない、子作りの期待に応えなくてはならない・・。自分が意識していなくても自然と膣内射精障害になる可能性をはらんでいます。

今回の解説では特に間違ったオナニー習慣を取り上げておきます。オナニーはセックスのトレーニングも兼ねているため、本番で成功しないような方法は改めた方が良いかもしれません。

通常とは異なる、特殊なオナニーに挙げられるのは以下のような方法です。

・足ピンオナニー
・床オナ
・皮オナ

このようなオナニー方法にハマってしまっていませんか？快感を追求して導き出したやり方だとは思いますが、セックスでも満足したいなら直していくことをオススメします。

足ピンオナニーは足が伸びた状態でしかイケない。床オナはうつ伏せかつ強い擦りつけるような刺激でしかイケない。皮オナは仮性包茎の男性が好むやり方で、セックスの刺激では物足りなくなる。

正しいオナニーに改善するのは並大抵ではない努力が必要ですが、今までの方法をほどほどにして少しずつ慣れさせてほしいですね。

⇒床オナが気持ち良い！普通のオナニーやセックスに戻す改善方法も紹介

 

集中力の低下で学習能力や仕事に影響

オナニーすると全ステータス下がる気がするし逆に集中力無くなる、わかる人いる？

— あいら (@airachanyo)

オナニーをすると気だるくなったり、強い眠気に襲われる。男性ならそのような経験があると思います。これにはリラックス系ホルモンのプロラクチンが分泌されることが関係しています。

射精後はプロラクチンにより集中力の低下が起こり、オナニー後の勉強や仕事は効率が悪くなります。そのため、何も用事がないようなときや、就寝前に行うことでデメリットも抑えられるかと思います。

 

毎日オナニーできる幸せを噛み締めよう

俺が2時間オナニーをすることで喜ぶ人がいるんだったら俺は毎日2時間オナニーをするよ
まあ元々毎日2時間くらいオナニーはしていますけど

— san (@sazangaku333)

毎日オナニーすることのメリットやデメリットについて解説させていただきました。やり過ぎや通常の範疇を超えたオナニーはさすがに問題点がありますが、正しいやり方なら意外と良い結果をもたらすことも分かっていただけたと思います。

このページで紹介した解説についておさらいしておきます。

・オナニーで活発化されるテストステロンが好循環を生む
・ハゲ、ニキビ、太るなどの原因はオナニーとはいえない
・健康を保ち精子や精液の新陳代謝にも役立つ
・早漏の改善やED（勃起不全）予防につながる
・ストレスを発散し心身の安定をはかる
・亜鉛を特に摂取してバランスの良い食事や運動を心がける
・正しいオナニー方法に切り替える
・時間の余裕があるときにオナニーをする

以上のような点を参考にしてオナニーに励みましょう。あくまでも正しいやり方であれば、毎日オナニーしても問題ないと個人的には思っています。

オナニーだけでなくセックスもしたいですし、目指すなら生涯現役でいつまでもいたいですよね。オナニーと同じ熱量で食生活や筋トレもして、いつまでも健康な体でエロを楽しんでいきましょう。

 

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